• No : 145
  • 公開日時 : 2024/12/01 00:00
  • 更新日時 : 2025/02/05 18:15
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自動移換とは何ですか、自動移換されるとどうなりますか?

回答

企業型DCに加入していた方が、加入者資格喪失日(退職の翌日)の翌月から数えて6か月以内の手続期限内に移換手続きを行わなかった場合、国民年金基金連合会に自動的に企業型DCの資産が移換されることとなります。これを自動移換といいます。
 
なお、移換時は保有の運用商品の全てが売却され、現金化されたうえで移換先へ送金されます。(年金規約に定めがある場合、事業主返還の掛金等を差し引きます。)
 
<自動移換時の留意点>
・現金のまま管理されますので、運用ができません。
・余分な手数料がかかります。(自動移換時に4,348円、自動移換された月の翌月から数えて4か月目から月額52円、他の確定拠出年金への移換時1,100円、 脱退または死亡一時金請求時に4,180円)
・自動移換されている期間は、確定拠出年金の通算加入者等期間に含まれません。60歳で老齢給付金を受取る場合、通算加入者等期間は10年以上必要です。
・ 給付を受けるには、他の確定拠出年金への資産の移換手続きが完了してからの請求となるため、受取りが遅くなります。