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  • No : 230
  • 公開日時 : 2023/01/27 19:24
  • 更新日時 : 2024/02/15 09:54
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企業型DCを脱退することはできますか?

回答

原則として、企業型DCを脱退することはできません。
通常は60歳以降に老齢給付金として受け取ることとなります。
ただし、60歳未満で退職し、一定の要件を満たした場合に限り、脱退一時金を受け取ることができます。
 
ケース1)下記すべてに該当する場合
(1) 確定拠出年金の加入者・運用指図者でないこと 
(2) 企業型DCの個人別管理資産(*1)が15,000円以下であること 
(3) 企業型DCの加入者資格を喪失した月の翌月から数えて6ヶ月を経過していないこと 
 
ケース2)下記のすべてに該当する場合
(1) 60歳未満であること
(2) 確定拠出年金の加入者・運用指図者でないこと
(3) 個人型確定拠出年金の加入者になれないこと(*2)
(4) 障害給付金の受給権者でないこと 
(5) 掛金の通算拠出期間(*3)が1ヶ月以上5年以下である、または個人別管理資産(*1)が25万円以下であること
 
退職後6ヶ月以上経過した場合は、個人型DC(iDeCo)からの脱退について、こちらのFAQでご確認ください。
 
(*1) 個人別管理資産額の確認方法:アンサーネットにログイン>「資産状況」タブ>「持ち運べる資産」の金額
(*2) 個人型確定拠出年金の加入者になれない例
・国民年金保険料の納付が全額または一部免除されている方(第1号被保険者で、生活保護、申請免除、納付猶予、学生納付特例のいずれか)
日本国籍を有しない海外居住者(永住権や長期滞在ビザをお持ちの場合、将来的に日本に長期滞在する予定のない方に限ります。再入国許可・みなし再入国許可による出国の場合は、市町村に転出届の提出が必要です。)
(*3) 通算拠出期間の確認方法:退職日以降、約1週間~1ヶ月の間に送付される「企業型確定拠出年金 加入者資格喪失とお手続きのお知らせ」(青色封筒)
または、アンサーネットにログイン>「給付金の受取」タブ>「通算拠出期間」の期間
 
 
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